おみくじの神意は◯◯歌にあり⁉️

あなたは、日本で一番最初に読まれた和歌を知っていますか?

八雲立つ出雲八重垣つまごみに八重垣つくるその八重垣を

詠み手は、なんと、神話の神様、素戔嗚尊(スサノオのミコト)。

かのヤマタノオロチ退治でも活躍した、”荒ぶる神”の象徴のような神様ですが、新妻とともにこの地で生きる意気込みを歌に託す、風流な一面もあったのです😉

古事記でのこのエピソードから、日本の神様は和歌を詠むと考えられるようになり、そのお告げも、和歌で示され、「託宣歌」と呼ばれるようになりました🌟

おみくじを引いたときに、和歌が書いてあるのも、本来、その和歌こそが、神様のお告げであり、「恋愛」や「健康」などの項目は、その和歌の神意をわかりやすく読みくだした、補足のようなものだったのです⁉️

平安時代の終わりには、歌学書に多数の託宣歌が載せられるようになり、鎌倉時代に編纂された、かの『新古今集』にも、13種の託宣歌が載っているのだそうな✨

こうした託宣歌は、巫女の託宣としても取り入れられ、これが「歌占(うたうら)」と呼ばれ、後に、くじ形式で一首を選ぶスタイルに変化。

巫者がそこに書かれた和歌を読み解き、吉凶を占う形として定着していきます☺️

このようにして、現代のおみくじの原型ができあがる一方で、明治時代の近代化の洗礼により、神がかりの要素は「迷信」と否定される中、「歌占」という言葉は廃れていくものの、すっかり定着していたこの文化は、「御神籤(おみくじ)」と名を変えて、今日に至ります😉

さて、皆さんは、おみくじを引いたときに、「託宣歌」にまで、しっかりと目を通していますか❓

和歌から膨らむイメージの中で、様々な気づきやメッセージを受け取れるようになると、おみくじの味わいも、いっそう増すのではないでしょうか❓

余談ですが、そうした歌占を集めた、『完全解説付き 歌占カード 猫づくし🐱』というのがあり…

なぜに猫?という素朴な疑問は、この際、水に流すとして😓、こうしたカードと解説書を通して、託宣歌の解釈の方法を知るのも、なかなか勉強になりますので、興味のある方は、ぜひ、手にとってみてもらえればと🌟

ちなみに、僕も、最初は、オラクルカード的に使えるかな?と思って手にとったのですが…これって、鑑定内容を踏まえたメッセージとして、一首贈るというスタイルでもよいのかもと思ったり⁉️

例えば、こちらのカード。

深い深い水の淵に入ってしまった。私の物思いは、尽きることがないのだなぁ。

先日、旦那様を亡くして、悲しみから抜け出せずにいる方が鑑定にいらっしゃったのですが、人生のサイクル的に、その悲しみを味わい尽くす一年を経て、次のステップに進める方でした。

そんなときに、この歌を詠み伝えながら、鑑定の解説ができると、スッと腑に落ちやすいのかなと☺️

神話と和歌と占い。

一見、共通項のなさそうな中にも、深い歴史があったのだな…と思うと、このカードセット以外の歌占集にも、目を通したくなっているこの頃です😊

あなたは、和歌の風流、読み解ける人ですか?